FAQ(よくあるご質問)

産業用ヘルメットに関してのよくあるご質問です。 掲載されているFAQ以外のご質問は、お気軽にお問い合わせフォームよりご質問ください。 

保護帽にはどのような種類があるのですか?

保護帽は、労働安全衛生法第42条の規定(譲渡等の制限等)に基づいて、厚生労働大臣が性能の規格を定めています。この厚生労働大臣が定めた「保護帽の規格」の中で、性能によって「飛来・落下物用」、ならびに「墜落時保護用」の2つに区分けされています。また一方で、この規格に基づいた検定 試験を行うことも法令で定められており、検定試験に合格した製品には「労・検」ラベルが帽体の内側に 貼り付けてあります。 また、感電防止の観点から定められている、「絶縁用保護具等の規格」に基づいて行われた検定試験 に合格した製品にも、「労・検」ラベルが貼り付いてあります。この感電防止用としての機能を持った保護帽は、「電気用」と称しています。

保護帽の使用区分について
保護帽の着用規定
保護帽の検定ラベルについて

どのような作業の時に保護帽を被らないといけないのでしょうか?

保護帽は、物体の飛来のおそれのある作業、2m以上の高所作業など、労働安全衛生規則等で定められている危険な作業では被らないといけません。そのほか着用が規定されてない作業でも、過去に災害事例が ある、あるいはリスクアセスメントの結果、対策が必要だと判断された作業では、着用を検討する必要があります。規則で着用が義務づけられている作業内容の詳細については、こちらをご覧ください。

保護帽の着用規定について

フォークリフトの運転作業では、保護帽をかぶらないといけないのでしょうか?

厚生労働省の行政指導通達(昭和.50.4.10基発218条)の中で、「保護帽を着用すること」と、明記されています。したがって、コンベヤ、フォークリフト、移動式クレーン、ダンプトラック、などの荷役運搬機械を使用する作業でも、ぜひ着用をご検討下さい。

基発第218号のPDFファイル

保護帽の帽体には、どのような材質が使われていますか?

一般に保護帽に使われる材質には、大きく分けて熱可塑性樹脂(例えば、ABS,PC,PE等)と、熱硬化性樹脂(例えば、FRP等)の二つがあります。 材質には、それぞれ特性があるため、使用する作業環境、あるいは作業の種類によって、適した材質の保護帽を選択してください。 材質別の特性については、こちらをご覧ください。

保護帽の材質別特性

保護帽の交換(買い替え)の基準等はあるのでしょうか?

保護帽の交換の目安として、日本ヘルメット工業会が、材質別に耐用年数を勧告しています。具体的には、異常が認められなくても、PC、ABS製は、3年以内、FRP製は、5年以内で交換することが望ましいとしています。また、着装体(内装)は、1年以内で交換することが望ましいとしています。その他日常点検の中で、 衝撃の跡、汚れが著しいものなどの状態が確認された場合には、必ず交換して下さい。(日本ヘルメット工業会 保護帽の取扱マニュアル より)

保護帽のサイズは、どのようになっているのでしょうか? (頭のサイズの大きな方向けの保護帽はありますか?)

SCヘルメットは、通常、頭のサイズが55cm~62cmの範囲の方にお使いいただける様に製作しており、 後頭部のヘッドバンドでサイズ調整をして被っていただきます。もし、サイズが合わない場合は、通常サイズより 大きめのサイズもご用意しております。詳しくは以下をご覧ください。

ヘルメットを探す

夏場の暑さ、ムレ対策を配慮した保護帽はありますか?

暑さ、ムレ対策用保護帽として、新商品のαライナー付ヘルメットやSC-13BVRA-KP等のベンチレーション機能(通気孔)付がオススメです。また、暑さ、ムレ対策用の商品(ミドリクールヘッド、汗取りパットAなど)も取り揃えております。詳しくは以下をご覧ください。
air

α(アルファ)ライナーで涼しさをプラス
通気孔付ヘルメット

保護帽を着用中に、ズレたり、脱げたりするのを防ぎたいのですが?

保護帽のズレや脱げの原因は、正しい被り方が出来ていない場合がほとんどですが、しっかりと被っていても前後からの衝撃などにより、脱げたりズレたりすることがあります。 ズレが大きいと頭をきちんと保護できないケースもあります。 ミドリ安全のSCヘルメットは、より安全性を高める為に、脱げとズレを防止する機能を 施してあり、広くご評価をいただいております。 詳しくは以下をご覧ください。

SCヘルメットとは